2018-03-06 第196回国会 衆議院 国土交通委員会 第2号
石井大臣、この事件で、国土交通省と木を活かす建築推進協議会、木活協ですけれども、これはだまされた側、被害者であるということでありますけれども、なぜこれは見抜けなかったのか、なぜだまされたのか。いかがですか。
石井大臣、この事件で、国土交通省と木を活かす建築推進協議会、木活協ですけれども、これはだまされた側、被害者であるということでありますけれども、なぜこれは見抜けなかったのか、なぜだまされたのか。いかがですか。
和泉補佐官が、平成二十七年度サステナブル建築物先導事業、木造先導型というものに対して、国土交通省や一般社団法人木を活かす建築推進協議会とやりとりをしたことがあるか、また、森友学園の申請代理人であったキアラ建築研究機関及び藤原工業等の関係者と面識はあるか。本人がいれば詳細に伺えるんでしょうけれども、いないということなので、通告分の範囲内で事実確認だけさせてください。お願いします。
○萩生田内閣官房副長官 和泉補佐官に確認をしたところ、御指摘の平成二十七年度のサステナブル建築物等先導事業に関して、補佐官が国土交通省及び一般社団法人木を活かす建築推進協議会とやりとりをした事実はないとのことでした。 また、補佐官は、キアラ建築研究機関及び藤原工業の関係者とは一度も面識はないということでございます。
こういうことを踏まえれば、この一般社団法人木を活かす建築推進協議会というところが、この補助金を審査して出す、そのもとになっている。国交省からは、その一般社団法人に対してお金を出すということになっているわけですけれども、ここの一般社団法人木を活かす建築推進協議会の補助金支出のための手続が適正であったかについて、国土交通省はきちんと調べるべきなんじゃないかというふうに思うんですよ。
○石井国務大臣 今取り上げられました件につきましては、これまで国土交通省は、一般社団法人木を活かす建築推進協議会に対しまして、事実確認のための詳細な調査を行ってまいりましたが、この法人の事務執行に問題があるとは考えておりません。
さて、問題は、他の評価委員の方、あるいは国土交通省本省の担当者関係の人、また、この審査の窓口となっている一般社団法人木を活かす建築推進協議会の、いわゆるその窓口以外の方とか、影響力を持つ方、役員さんとか、そういうところに、補助金の獲得を有利に進めるためのそのような接触がなかったのかどうかということが問題になっていると思います。
また、本件の補助事業に係る事務を担当いたしました一般社団法人木を活かす建築推進協議会でございますけれども、これに対しましては、本件に関しては、補助金の元申請代理人でございます建築設計事務所、こことの接触のみでございまして、ここを除きましては、森友学園側からの接触はなかったということを確認いたしました。 以上でございます。
さて、次に、同じサステナブルの問題なんですけれども、二十七年度のサステナブル建造物補助金というのは、一般社団法人木を活かす建築推進協議会というところがどこに補助金をおろすかを審査して決定をしているというところなんですね。